デジタルスタンプラリーのメリット|紙と比較してなにがいい?

デジタルスタンプラリーには、どのようなメリットがあるのでしょうか。デジタルスタンプラリーは、台紙を用いたスタンプラリーよりも運営を簡略化でき、費用の削減も可能です。さらに、さまざまなデータを取得し、後のマーケティングに活用することもできます。
この記事では、デジタルスタンプラリーのメリットと、得られる効果について解説しています。おすすめのツールも紹介しているので、合わせてご覧ください。
■この記事でわかること ・デジタルスタンプラリーのメリット ・デジタルスタンプラリーで得られる効果 ・おすすめのデジタルスタンプラリーツール |
デジタルスタンプラリーのメリット
デジタルスタンプラリーの主なメリットは、以下のとおりです。
- 回収や集計の手間が少ない
- 参加者数が増えても実施にかかる費用が変化しづらい
- 参加者の不正を防げる仕組みがある
- 参加者の途中離脱を回避しやすい
- 感染症対策に配慮したイベント開催が可能
- デジタルギフトとの相性がよく景品発送の手間を減らせる
一つずつ見ていきましょう。
回収や集計の手間が少ない
台紙を使用する従来のスタンプラリーでは、回収箱を設置したり、スタッフを配置するなどして、参加者から台紙を回収する手間がかかります。集計も手作業でおこなうため、入力ミスの可能性も否定できません。
一方、デジタルスタンプラリーであれば、台紙を回収する必要はなく、集計も自動で行うため、手間と時間を大幅に節約できます。また、「参加したものの応募しなかった人の数」「スタンプを1個で離脱した参加者」など、さまざまなデータを取得できる点もデジタルスタンプラリーのメリットです。
参加者数が増えても実施にかかる費用が変化しづらい
台紙を用いたスタンプラリーは、参加者が増えると、台紙や回収箱、スタッフ数を増やす必要があるため、印刷代や人件費がかさみがちです。その点、デジタルスタンプラリーは参加者数に応じた台紙を用意する必要がなく、集計もデジタル化されているため、大規模になっても費用が大きく変化しにくいという特徴があります。
参加者の不正を防げる仕組みがある
デジタルでスタンプを獲得する方法には、主に以下の3通りがあります。
QRコードスキャン | 参加者が設置されたQRコードをスマホやタブレットで 読み取ることでスタンプが獲得できる |
GPS機能による位置取得 | GPSで位置情報を取得し、参加者が指定された場所に 行く事でスタンプが付与される |
キーワード入力 | 専用アプリ、サイトにて特定のキーワードを入力して スタンプを獲得する |
なかでも、GPS機能を用いる仕組みは、現地に行かないとスタンプが獲得できないため、不正の抑止に役立ちます。また、GPSを用いれば主催者側がQRコード用のポスターやチラシを作る必要もありません。
参加者の途中離脱を回避しやすい
台紙を利用するスタンプラリーでは、台紙が破損したり、スタンプを綺麗に押せなかったりして、参加者のモチベーションが落ち、離脱につながってしまうケースもあります。デジタルスタンプラリーであれば、このようなトラブルの心配はありません。
また、誤ってスタンプを削除してしまった場合も、データが残っていればスタンプを復活させることが可能です。
感染症対策に配慮したイベント開催が可能
昨今のイベント運営には感染症対策は欠かせません。しかし、台紙を用いたスタンプラリーでは、スタンプ台付近に参加者が密集したり、スタッフと来場者が直接接したりする場面で、感染が起こる可能性を否定できないでしょう。
デジタルスタンプラリーであれば、人と人との物理的な接触を避け、安全に運営することが可能になります
デジタルギフトとの相性がよく景品発送の手間を減らせる
デジタルスタンプラリーの景品をデジタルギフトにすれば、応募から景品の受け渡しまでを、スマートフォンやタブレット上で完結させることが可能です。代表的なデジタルギフトとしては以下のようなものがあります。
- ネットショップのギフトカード
- ポイント
- クーポン
- 飲食店のギフトカード など
スタンプを集めて応募すればすぐに当落が分かり、当選の場合はその場で景品を受け取ることができるため、参加者の満足度も高くなるでしょう。また、当選者の選定や景品の発送にかかる手間や時間、コストを抑えられるため、運営側のメリットも大きいです。
デジタルスタンプラリー開催で得られる効果
デジタルスタンプラリーでは、台紙を用いた従来のスタンプラリーのデメリットを解消するだけではなく、以下のような効果が期待できます。
- 参加のハードルが低く自然に店舗への新規集客ができる
- 施設の回遊性の向上が期待できる
- 参加者の動線をコントロールできるので滞在時間を伸ばせる
- SNS上での拡散による認知度の向上が期待できる
- 参加者の行動を把握・分析できるのでマーケティング施策に活かせる
それぞれ見ていきましょう。
参加のハードルが低く自然に店舗への新規集客ができる
スマホひとつで参加できるという手軽さが、デジタルスタンプラリーの特徴の一つです。そのため、スタンプラリーの開催を知らずに施設を訪れた方でも飛び入り参加しやすく、参加者が増えやすい傾向にあります。
ポスターやチラシ、のぼり旗、ポップなど、来場者の目につきやすい形で宣伝すれば、当日の参加をいっそう増やせるでしょう。参加者がスタンプを獲得するためにはラリースポットを訪れる必要があるため、各スポットへの集客を自然に促すこともできます。
施設の回遊性の向上が期待できる
スタンプラリーは、ラリースポットを巡るイベントなので、適切な場所にスポットを配置すれば、回遊性の向上が期待できます。デジタルスタンプラリーでは、簡単にラリースポットが追加できるので、イベント間際に参加店舗が増えても対応が可能です。
複数のラリースポットを訪れてスタンプを獲得する必要があるため、参加者が今まで立ち寄ったことがない店舗や施設を訪れるきっかけにもなるでしょう。
参加者の動線をコントロールできるので滞在時間を伸ばせる
デジタルスタンプラリーは、ラリースポットごとにスタンプが取得できるタイミングを「時間」や「曜日」で指定できます。参加者は、混雑を避けてゆっくりと店舗を訪れることができるので、滞在時間を伸ばす効果が期待できます。
また、各ポイントの訪問者数をリアルタイムで把握できるので、特定のラリースポットで「訪問者が極端に少ない」「データがとれない」などの事態が起きた際にも、即座に察知して対応することが可能です。
SNS上での拡散による認知度の向上が期待できる
デジタルスタンプラリーは、消費者によって製作・発信されるコンテンツ(UGC)での拡散を狙いやすい特徴があります。SNSで発信できる専用ハッシュタグの用意、ショート動画コンテンツの企画など、SNS上で拡散してもらえるような仕組みがあると、より効果的に認知度を向上できるでしょう。
また、スタンプ獲得時に「ARフォトフレーム」を入手できるような仕掛けがあると、撮影した写真のSNS投稿キャンペーンも行え、認知度拡大が目指せます。
参加者の行動を把握・分析できるのでマーケティング施策に活かせる
デジタルスタンプは、参加者の属性や行動データをリアルタイムで把握・分析することができます。サイトからスマホで回答できるアンケートへ遷移させることもできるため、スタンプラリーとWebアンケートを組み合わせれば、より詳細な分析が可能になります。
データを分析することでターゲット層やニーズが把握でき、以降のマーケティング施策をより効果的に実施できるでしょう。また、参加者のスタンプ獲得状況や回遊ルートなども分析できるので、次回の開催にあたり、参加率の向上や参加者を定着させるための企画立案にも活かせます。
デジタルスタンプラリーなら「てくてくスタンプ」
デジタルスタンプラリーは、台紙を用いる従来のスタンプラリーに比べ、運営の手間や費用の負担が小さくなる、参加者の不正を防げるといったメリットがあります。また、施設の回遊性を高める、データの収集・分析ができマーケティングに活かせるといった特徴もあり、効果的に活用することで集客や売り上げアップにつながるでしょう。
ブラウザ型デジタルスタンプラリーツール「てくてくスタンプ」は、アプリ不要で簡単に利用できるため、ユーザーがスタンプラリーに参加しやすく、ゲーム感覚で楽しめます。シンプルな画面でユーザーが使いやすいUIは、ダッシュボードで設定できるので、イベントに適したデザインに変えることが可能です。
代行オプションでは、企画の立案から集客、開催中の問い合わせ対応、開催後の景品発送まで徹底サポートさせていただき、お客様のお手を煩わせません。
ウェブ解析士によるレポート解説が強みで、次回のスタンプラリー開催や、マーケティング施策への活かし方についてのご相談も承っております。無料プランもご用意していますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。