ナレッジ ナレッジ

デジタルスタンプラリーとは?仕組みとやり方を解説

アイキャッチ

「デジタルスタンプラリーでスタンプを付与する仕組みは?」
「自社で実施する場合はどれを選べば良い?」

デジタルスタンプラリーの実施を検討するにあたって、上記のような悩みを抱いている方もいるのではないでしょうか。この記事では、デジタルスタンプラリーの概要を解説したうえで、3種類ある仕組みの特徴をそれぞれ解説します。

■この記事でわかること
・デジタルスタンプラリーの仕組み
・デジタルスタンプラリーを開催する方法
・おすすめのデジタルスタンプラリーツール

デジタルスタンプラリーとは

デジタルスタンプラリーとは、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末を使用してスタンプを獲得できるスタンプラリーです。参加者がスタンプを獲得する際の流れは以下のとおりです。

【デジタルスタンプラリーの参加者の流れ】

  1. スタンプラリーの専用サイトにアクセスする
  2. 対象スポットに行く
  3. スタンプを獲得する(QRコードスキャン・GPS機能による位置取得・キーワード入力のいずれかの方法で)
  4. スタンプが集まったら特典に応募する

デジタルスタンプラリーは、「紙のスタンプラリーに比べて準備や運営が簡単」「リアルタイムで参加者の行動を把握できる」などのメリットがあります。
また、参加者の属性や行動データを取得できるため、以降のマーケティングに活用することも可能です。

>>デジタルスタンプラリーのメリット|紙と比較してなにがいい?

デジタルスタンプラリーでスタンプを獲得できる仕組み

デジタルスタンプラリーでスタンプを獲得する仕組みには、以下の3つがあります。

QRコードスキャン設置されたQRコードをスマホやタブレットで読み取ることでスタンプが獲得できる
GPS機能による位置取得GPSで位置情報を取得し、参加者が該当の場所に行く事でスタンプが付与される
キーワード入力専用アプリ、サイト画面にて特定のキーワードを入力してスタンプを獲得する

それぞれ特徴が異なり、開催までの工数も違うので、イベントの目的や予算に合わせて適した方法を取り入れましょう。
以下で、それぞれの方法について詳しく解説します。

QRコードスキャン

ラリースポットに掲示されたQRコードを、スマートフォンのカメラで読み取ると、スタンプが付与される仕組みです。
スタンプ獲得の操作がシンプルで、ユーザーへの負担がないものの、他人が撮影したQRコードを転送するといった不正行為が発生する可能性もあります。

ただし次に紹介するGPS機能と組み合わせて、参加者が実際にラリースポットに近づかない限りスタンプが付与されないようにすることで、不正を防止できます。
また、QRコードを掲載した印刷物を用意する必要があるため、場合によってはコストが高くなることもあるでしょう。

GPS機能による位置取得

スマートフォンのGPS機能を用いて、参加者がラリースポットに近づいたことを検知し、スタンプを付与する仕組みです。
参加者は該当スポットで専用のアプリを開き、画面上の地点とGPSの位置情報が一致すればスタンプを獲得することができます。

位置情報を利用する仕組み上、現地に行かないとスタンプが獲得できないので、不正が起こりにくい点がメリットです。
ただし、地下や屋内など、GPSが圏外になる場所では正常に作動しないことがあります。

キーワード入力

ラリースポットに掲示されたキーワード、もしくはクイズの回答などを入力することで、スタンプを獲得できる仕組みです。「謎解き」や「クイズラリー」といった、ゲーム性の高いスタンプラリーに向いている方法といえるでしょう。

こちらもQRコード方式と同様、キーワードがSNS等で拡散された場合には不正が起こる可能性もありますが、GPS機能と組み合わせることで不正を防止できます。
キーワード入力は、エンタメ性があるため、スタンプラリーを盛り上げるアイテムとして活用できます。

デジタルスタンプラリーの開催方法・流れ

デジタルスタンプラリーを開催する際の流れは以下のとおりです。

  • スタンプラリーの企画立案
  • システム構築・設定
  • 告知・宣伝
  • 開催中の運営・景品対応

順番に見ていきましょう。 

スタンプラリーの企画立案

まずは、スタンプラリーの企画内容を決めていきましょう。決めておくべき項目としては以下のようなものが挙げられます。

  • デジタルスタンプラリーを開催する目的
  • ターゲット
  • 予算
  • 開催期間
  • 参加人数
  • スタンプの獲得方法
  • ラリースポット数
  • 景品など

上記のほかにも、「新規集客」「回遊率」など、目的に即した数値目標を定める必要があります。

システム構築・設定

企画が通ったら、デジタルスタンプラリーの開催に必要なシステムを、以下のいずれかの方法で用意しましょう。

  • 制作会社に依頼してシステムを制作する
  • クラウド型のシステムを利用する

契約内容によりますが、いずれを選ぶ場合も、標準的な構成であれば5営業日程度で完成するでしょう
システムが完成したら、管理画面にて「ラリー開催期間」「スポット(チェックイン施設)」「リワード(賞品)」などの登録を行ってください。

>>デジタルスタンプラリーの開催にかかる費用を徹底解説

告知・宣伝

多くの人に参加してもらうため、デジタルスタンプラリーを告知、宣伝する必要があります。宣伝の方法としては、紙のチラシや専用サイトの作成、インターネット広告等などが挙げられます。
また、QRコードを利用してスタンプを付与する場合に、各スポットにポスターやパンフレットを設置するといった準備も必要になります。

開催中の運営・景品対応

スタンプラリー開催中は、参加者のサポートが必要な場面も出てくるでしょう。例えば、「アプリの使い方が分からない」「QRコードが読み込めない」といった質問が寄せられることは少なくありません。

また、開催中も管理画面のユーザーの参加状況や行動をダッシュボードから確認し、必要に応じて改善を行います。
運営業務としては、ラリー開催中に対面で賞品交換をする、終了後に賞品の発送をするといった、景品に関わる対応も行います。

>>てくてくスタンプ|事例紹介

デジタルスタンプラリーなら「てくてくスタンプ」

デジタルスタンプラリーは、台紙を使う従来のスタンプラリーとは異なり、スマホやタブレットといったモバイル端末を用いて行います。
開催にあたってシステムの構築が必要になりますが、「てくてくスタンプ」なら企画の内容に適したシステムを構築し、お客様のお手を煩わせることなくデジタルスタンプラリーの実施を実現します。

以下、オプションも多数ご用意しており、企画の立案から告知、開催中の参加者からの問い合わせ対応、開催後の景品発送までワンストップでサポートいたします。

  • ラリースポットの選定
  • キャンペーンサイトの制作・運用
  • 広告配信
  • ポスター、チラシ作成
  • 開催中のお問い合わせ対応
  • 景品購入
  • 景品の発送など

使いやすいシンプルなUIで、町おこしラリーや人気の謎解きゲームなど、さまざまなイベントでご利用いただけるでしょう。
運営側も、使いやすい管理画面で各種設定や状況確認が簡単に行えるので、初めてのデジタルスタンプラリー開催でも安心です。

オンラインでもご相談を承っております。無料プランもご用意していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

矢印 一覧ページに戻る